突然ですが、皆さんはスポーツジムに通ってますか?
私は2年前から近所の24時間営業しているエニタイムフィットネスに行っています。数年前から、空前のフィットネスブームでジムも多種多様なものが次々と増えてきています。
体を動かすことはとても良いことなので、この時代の流れは良いことなんですが、一般の方には、あまりにも種類が多すぎて自分がどこに通ったら良いのか分からないと思いますし、それぞれのジムの種類によってメリットデメリットがあります。
というわけで、今日はアイスホッケーをやっている初心者~中級者の方に向けて「こんな人にはこういうジムが良いよ」というのを簡単にご紹介したいと思います。
スポーツジムに行く目的
まず『なぜジムに行くのか』をはっきりしましょう。
ジムに行く最大のメリットは『トレーニングの効率性の向上』です。
家で腕立てや腹筋で十分じゃないかと思われる方も中にはいるのですが、自重での負荷のかけ方や種類には限度があります。
ジムにはさまざまな種類の器具が揃っておりますので短時間で効率よくトレーニングを行うことが出来ます。また、トレーニングへの集中力がジムとホームトレーニングでは格段に違い、この集中力がトレーニングをやる上では非常に大事なポイントなので、これらの効率性を高めるためにジムに行ってトレーニングをすることが最大の目的となります。
ジムの種類とそれぞれの特徴
冒頭で述べたように、現在はさまざまな種類のトレーニング施設があります。
住んでる地域の環境で選択肢の数は変わりますが、大きく分けて、大手のフィットネス・24時間営業ジム・パーソナルジム・地域のスポーツセンターや体育館内のトレーニング室・公園等が大まかな種類となりますので、簡単にそれぞれの特徴やおすすめを紹介します。
大手スポーツジム(オススメ度★★★)
コナミ、メガロス、ティップネスなどの大手企業のスポーツジム。
値段月会費7000~15000円程度
デメリットアクセスが良く、駅近、幅広いニーズのお客さんが多数で時間帯関わらず人が多いため、フリーウェイトなどは待ち時間が多かったり場合によっては出来ないことも多い。
こんな人にオススメジムの入門にはもってこいかなと思うので、今まで通ったことがない方には良いでしょう。
初心者の方向けの入会プランも多くあるのでまずは入ってみて、習慣をつけた後、他の特徴のあるジムに切り替えても良いかと思います。
参考店舗一覧リンク

24時間営業ジム(オススメ度★★★★~★★★★★)
ここ数年で店舗数が増えてきました、24時間営業のフィットネスジム。
代表的なものにエニタイムフィットネス、JOYFIT、などがあります。
値段月会費7000~9000円程度
デメリット基本的にスタッフはノータッチなので初心者の方は、トレーニングのやり方や強度がわからない方には厳しい環境。鍵付きロッカーなどが無いため、セキュリティ面が安全では無いため、盗難等が恐れがある。
こんな人にオススメある程度のトレーニング知識があり、黙々と取り組みたい方。仕事などが忙しく通常営業のジムには通えない方。
セキュリティ面での不安はありますが、時間帯によっては利用者も少なくトレーニングに集中できる環境のため、対策さえすれば非常に使い勝手が良いです。私は、基本的に利用するときは財布は持たず最小限の現金のみを持っていくようにしています。
パーソナルジム(オススメ度★★~★★★★)
パーソナルジムもここ数年で爆発的に増えて来ています。大きいジムでもパーソナルトレーニングなども行なっておりますが、ここでは小規模店舗のパーソナルジムについてご紹介します。
値段1回5000円~20000円または月会費20000円~や3~6ヶ月で20万円以上など
デメリットパーソナルトレーナーの実力に大きく差があるため、優秀なパートナーを探すまでが大変。実力に対しての金額のバランスを見極めるのが困難。
こんな方にオススメ自分でジムに通い続ける意志を継続するのが困難な方。金銭的に余裕があり、正しいフォームや理論を悪い癖がつく前に取得したい方。競技特性を考慮した専門的なトレーニングを受けたい方。
パーソナルジムは、それぞれ特徴をもった専門性に別れたジムが多いので(痩せる専門、野球専門、スポーツ専門など)自分のニーズに合ったものと良いトレーナーに恵まれれば非常に良いと思います。有名どころではライザップですが、ライザップはボディメイクを得意とするパーソナルトレーニングになるのでアイスホッケーをやっている人であれば、最低でもアイスホッケーの動きの理解があり運動機能を高めてくれるトレーナーさんを探しましょう。
自分でトレーニング法や、栄養学を調べたりするのが面倒な方には良いでしょう。
※パーソナルトレーニングのリンク先募集しています。ご希望の企業様・トレーナーの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。(問い合わせ先:ehockey98@gmail.com)
地域のスポーツセンター(オススメ度★★)
各地域にある公共のスポーツジム。自治体によって設備の有無や、環境の差が大きい。
値段1回300円~500円程度
デメリット昼は高齢者の方、夕方は学生、夜は会社員の方と時間帯で多くの方が利用するので、地域によっては利用者が多いため順番待ちなどが多い。設備が古く、マシン等が古かったりする。(地域差あり)
地域のスポーツセンターなどは自治体によって設備や環境に差がありますが、地方で近郊にフィットネスジムが無い人などは利用すると良いかと思います。自治体管理なので金額も安く利用できるのも非常に助かりますが、設備が整っていなかったりすることも多いので本格的に行いたい方には少し満足度が下がります。
公園・広場や屋外(オススメ度★★~★★★★)
公園はどの地域にもあり、比較的取り組みやすく、またアイスホッケーで必要な特異的なトレーニングやインラインスケートを使ったトレーニングが可能。
値段無料
デメリット天候に左右され、また身近でできるが故にモチベーションの維持や、継続が難しい。
こんな方にオススメある程度フィジカルトレーニングを積んでいて、さらに運動の機能面を高めてより競技力をあげたい人、自宅周りにジムがない人、
公園や屋外でのトレーニングは工夫次第で非常に優れたトレーニング施設となります。特にアイスホッケーでは横の動きや、バランス感覚、腸腰筋の力なども必要なので、そういった種類のトレーニングの多くを行うことができます。自分で調べたりトレーニングのセットを組む必要性はありますが、屋内のトレーニングと合わせて組み合わせると非常に効果的です。
自宅を改造したホームジム(オススメ度★★)
自宅にパワーラックなどを設置してホームジム。現在は一般向けの器具も販売されています。
値段設備費50000円~500000円
デメリットパワーラックや、ベンチプレスなどの器具は部屋の面積をかなり占有する。トレーニングをするときはいいが、それ以外にはほとんど役に立つことがない。
こんな方にオススメ部屋がいくつかあり、一室をトレーニング専用の部屋にできる方
自宅をホームジムに改造するのは正直オススメではありません。もちろん敷地が広く、設備や環境を整えることが可能な方は良いですが、家にベンチやパワーラックがあっても…ね。また、しっかりとした器具となるとかなりいい値段がします。入門用の器具などは頻度や強度をあげるとすぐに壊れてしまうので、現実的ではありません。せいぜいハンドリングスキルドリル程度にとどめておきましょう。以前にオススメホームトレーニングの記事を書いてますので合わせてごらんください。

まとめ
少し参考になりましたでしょうか?
ジムといっても現在は特徴が細分化されていて、自分のニーズにあったジムを探すのは非常に大変です。
アイスホッケーは体づくりが複雑なスポーツで、単純に筋力アップが即スキルアップにつながらないので様々な工夫が必要です。ただ、初心者~中級者の方ですと最低限のフィジカルも整ってない場合が多いので、まずは難しいことを考えずにジムに行って体を鍛えることから始めてみてもよいかと思います。
ジム初心者の方であれば、まずは地域のスポーツセンターや大手のジムに行って、トレーニングのイロハや雰囲気に慣れてから、専門的なトレーナーにアドバイスを求めたり、自分で勉強してセットを組めるようになったら設備や環境の整ったジムに移行するのがおススメです。
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