【悲報】日本製紙クレインズ廃部

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12月18日。日本のアイスホッケー界に激震が走りました。

北海道釧路市を拠点にしていた、アジアリーグの日本製紙クレインズが親会社の業績不振により今シーズン限りでの廃部決定を発表されました。

【釧路】日本製紙(東京)は19日、釧路市内で記者会見を開き、アイスホッケーのアジアリーグに参戦している日本製紙クレインズ(釧路市)を今季限りで廃部すると発表した。経営合理化のためで、1949年に十條製紙アイスホッケー部として創部されたチームは来年3月のシーズン終了とともに、70年の歴史に幕を閉じる。

チーム代表を務める安永敦美釧路工場長は「まことに断腸の思いではあるが、クレインズとしての活動をすべて終了する。釧路の皆さんの温かい声援を糧にここまで戦ってきた。心よりお礼申し上げる」と説明。開催中のリーグで現在2位と好調な成績を残しており、今季限りでの廃部は苦渋の決断だったことを強調した。廃部理由については「洋紙事業が厳しく、今後も厳しい状況が予想されるため」とした。

所属選手24人の去就については「チームの引受先をこれから懸命に探していきたい」と述べるにとどめた。
−北海道新聞−

以前の記事で紹介したように、現在日本のアイスホッケーのトップカテゴリーのアジアリーグに所属している日本のチームは4チームでしたので、クレインズの廃部により新チームが加入しなければ3チームに減ってしまいます。

致し方ないとはいえ、非常に残念なニュースです。

このままでは日本の男子アイスホッケーは衰退してしまいます。

なんとか私も大好きなアイスホッケーの為に微力ながら力になれればと考えていきたいと思います。

女子アイスホッケーは、スマイルジャパンの活躍によってメディア露出も増えてきたこともあり、活動が縮小気味になってきたチームや選手のフォローを、高須クリニックの高須院長がスポンサーとして援助していたりします。

サッカーチームでも、業績不振のチームをジャパネットのタカタ社長が立て直したりしたこともありました。

男子アイスホッケーも今のままでは、衰退の一途をたどってしまいます。

選手のプロとしての意識の向上はもちろんですが、高須院長や高田社長のような個人の大きな力や旗頭としての先導者、または組織的な大きな波を起こさなければならない岐路に立たされたのではないでしょうか。

誰かがやらなければ…。

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