アイスホッケーの為のスペシャルドリンクの作り方。

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皆さんは、試合中や練習中などに水分補給をしているかと思いますが何を飲んでいますか?

定番どころは、アクエリアスやポカリスエットや、ミネラルウォーターを常飲していることが多いと思います。

しかし・・・スポーツ科学が進んだ現在は、パフォーマンス向上や、最後まで走りきれるようになるようなスポーツ特性に合わせたスペシャルドリンクを自作することが簡単に出来るようになりました。

今日はアイスホッケーの試合や練習中にオススメのスペシャルドリンクの作り方をご紹介いたします!!

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カーボドリンク

スペシャルドリンクなんてかっこよく言いましたが、いわゆる『カーボドリンク』と呼ばれるドリンクです。この名称はご存知の方も多いかもしれませんね。

『カーボ』とは糖質のことです。実はトレーニングや試合、練習中に糖質を摂取することで、運動のパフォーマンスが向上したり、筋肉の分解を抑制できたりといった効果が期待できます。

そのカーボドリンクにアミノ酸を加えて、アイスホッケーのような激しいスポーツを行うときにパフォーマンスアップが期待できるものがご紹介するスペシャルドリンクです。

そんなスペシャルドリンクについて詳しく解説と作り方をご紹介いたします。

カーボドリンクって?

グリコCCD

カーボドリンクとは、糖質入りのドリンクのことです。運動中~後にかけて摂取することで、パフォーマンスの向上や、エネルギー切れを防いだり、筋肉の分解を抑制したりといったさまざまな効果が期待できます。

アクエリアスやポカリスエットといったスポーツドリンクもカーボドリンクの一種です。

しかし、これらは吸収の遅い果糖ぶどう糖液糖や砂糖が使われており、カーボドリンクとしては低品質です。

分かりやすく言うと、糖にもいろんな種類があり、その構造の種類によって吸収力が異なり、吸収力の高い糖の方が吸収のスピードが早く、すぐにエネルギー源となりかつ、エネルギー切れを起こすと筋肉が分解されてしまうので、吸収が早いことでそれを防ぐことが出来るのです!

アイスホッケーは他のスポーツに比べるとエネルギー消費の激しいスポーツなので、吸収率を極限まで高めたドリンクを利用するのが理想的です。

カーボドリンクの効果

カーボドリンクの効果は主に、運動パフォーマンスの向上と筋肉の分解抑制の効果が期待できます。

1.パフォーマンス向上

アイスホッケーのプレー中は、ダッシュ、切り替えし、ストップ、シュート、パスなど様々な動きが必要で、エネルギー消費が激しいスポーツです。糖質は運動中にどんどん使われます。運動中に糖質を摂取することでエネルギー切れを防ぎ、運動パフォーマンスの低下を防ぐことができます。

2.筋肉の分解抑制

糖質にはパフォーマンスの改善だけでなく、筋肉の分解を抑制する効果もあります。体重1kgあたり1gの糖質をトレーニング中に摂取することで、タンパク質の分解を抑制でき、窒素バランスをプラスにできたという報告もされています。

カーボンドリンクの商品の種類

BCAA等

糖質の形としては、まず糖質の最小単位であるブドウ糖、そしてブドウ糖がいくつか繋がってできたマルトデキストリン、さらに分子量の大きいクラスターデキストリンがあります。

・ブドウ糖(分子量180)
・マルトデキストリン(分子量1000~1万)
・クラスターデキストリン(分子量3万~100万)

運動中に摂取する糖質の形態としては、クラスターデキストリンが最も優秀です。

クラスターデキストリンは、ブドウ糖やマルトデキストリンに比べると分子が大きい(同じ量でも分子の数は少ない)ため、浸透圧を低く保つことができます。

よって胃から腸への排出時間が非常に短くなり、運動中に飲んでも胃もたれすることなく容易にエネルギーを補給できます。そして、胃から腸までスムーズに移行してからは、分子量が大きい分持続的に吸収されるため、エネルギーが長時間持続してくれるというスグレモノです。

商品によって種類や特色が異なりますので、予算や用途に合わせて使い分けると良いかと思います!!

ヴィターゴ

クラスターデキストリンの商品としては、ファイン・ラボの「ヴィターゴ」が最も優れています。

よく、ウェイトトレーニングの紹介をしているトレーナーさんや、ビルダーさんが紹介していたりします。

クラスターデキストリンはブドウ糖やマルトデキストリンと比べて、グリコーゲン補充は約1.7倍、胃の通過時間は約1.9倍速いという研究結果が得られています。

1kg約5000円と高価なのが難点ですが、その効果は確かなものです。効果な物なので、草ホッケーマンの私は試合の際と、試合の一つ前の練習の時に飲むようにしています。

CCD

コストパフォーマンスが高いのは、グリコの『CCD』です。

CCDは1kg約2500円とヴィターゴの半額程度の値段で、クエン酸やカリウム・ナトリウムなども配合されています。

これとBCAAを混ぜておけばアイスホッケーの試合、練習はもちろん、トレーニングなどでのカーボドリンクとしては完璧です。

私は、普段のジムや練習中のドリンクはこCCDを使ってカーボドリンクを作っています。

粉飴

さらに安価なのは、「粉飴」です。

粉飴の中身はただのマルトデキストリンですが、スポーツサプリメントとして売られているものよりもかなり安価で手に入ります。

ただ、粉飴はマルトデキストリン以外は入っていないので、運動の際に飲む時は、塩分やクエン酸を加えないといけないので、やや手間がかかるります。

私は、体重を増やしたいというのと、効果を上げるために普段のプロテインを飲む時に一緒に混ぜて飲むように使っています。

試合・練習中のスペシャルドリンクの作り方・飲み方

カーボンドリンクは試合・練習中~直後にかけて体重×1gを目安に取るようにします。
試合・練習中はBCAAと、試合・練習後はプロテインと一緒に飲むと非常に効果的です。

試合・練習・トレーニング中のドリンク

アイスホッケーの試合や練習・トレーニングでのスペシャルドリンクは、さきほど紹介した、ヴィターゴ、もしくはCCDの場合は体重70kgの人であれば70gを目安に1リットルの水で溶かして、そこにBCAAを5~10g一緒に混ぜましょう。
1000mlのボトルがあると分かりやすいですね。750mlなど少ないボトルしかない時は割合を4分の3にすると良いと思います。

粉飴の場合は、濃度を少し薄めた方がよいので40gくらいにすると良いです。

※アイスホッケーはたくさん汗をかくので、塩分なども取らないと良くないので粉飴のみのカーボドリンクはあまりオススメしません。

疲労感・汗の量に合わせてですが、運動が終わるまでに飲みきるように調整すると良いです。

人によっては、最初はミネラルウォーターを飲み、1ピリオド後半~2ピリオドあたりからカーボドリンクでも良いかと思います。頻度やタイミングがどの程度で調子が良いかを普段のトレーニングから飲みながら自分に合うタイミングを探すと良いかと思います。

試合・練習・トレーニング後のドリンク

試合・練習・トレーニング後は、筋肉の修復を促すために、プロテイン(20~30g)と一緒に糖質を40g程度混ぜて飲むと効果的です。

通常のプロテインと同様に、運動後30分以内に摂取するのが一番効果的です。

おすすめBCAA

BCAAは私は、エクステンドのマンゴーネクター味を使っています。

ちょっと、甘めですが、CCDにはクエン酸が入っているので、酸味が加わるとちょうど良い甘さで飲みやすくなるのでオススメです!!

エクステンドのBCAAは味の種類がたくさんあり、選択肢も広いですが、マンゴーネクターかレモンライム味が人気のようです。

カーボドリンクの注意点

試合前の摂取が推奨されることもありますが、運動前に飲んでしまうとインスリンの働きにより低血糖状態になってしまう可能性があるのでおすすめできません。
手作りドリンクの際は防腐剤などが入ってないので、傷みやすいので長時間かけての飲用はお控え下さい。また、使ったボトルもなるべく早めに洗った方が良いです!(放置するとけっこう匂います。笑)

まとめ

アイスホッケーは運動量の多いスポーツです。疲労や汗の排出も非常に多いので、適切な水分・栄養補給はとても大事になります。

スタミナ不足や、後半に足がよくつってしまうなんて方は是非一度カーボドリンクを試してみてください。私自身もスタミナの向上と、カーボドリンクを飲む前は、恥ずかしながらよく足がつっていたのですが最後までつらずに走りきることが出来ました。

学生アスリートから草ホッケーの方まで、全ての方にオススメできますのでぜひ試してみてください!!

・試合・練習はヴィダーゴもしくはCCDにBCAA
・普段のプロテインを飲む際に混ぜるなら粉飴でもOK
・粉飴を使うときは、塩分やクエン酸も一緒に入れる
・試合・練習前には飲まない
・ボトルはすぐ洗う

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