アイスホッケーのシュートは試合の様々なシチュエーションでシュートの種類を使い分けます。アイスホッケー初心者の方向けに簡単にアイスホッケーのシュートの種類をご紹介します。
スイープショット
スイープショットはホウキ床を掃くようにシュートを打つシュートです。
後方にパックを引いてそのままスライドさせながらシュートを打ちます。
シュートの基本となるので、初心者の方が一番最初に習うことが多いです。
試合では、レベルが上がるにつれて、ディフェンスのチェックなどが早いため、シュートを打つまでに時間がないので、使う頻度は少ないですが、他のスナップシュート、ワンタイムシュート(パスを受けてパックを止めずそのまま打つショット)は全てスイープショットの応用となります。
海外ではリストショットと呼ばれるものが、スイープショットに該当するかと思います。
スラップショット(バッティング)
スラップショットは日本ではバッティングシュートと呼ばれることが多いです。
後方にスティックを振り上げて、野球やゴルフのようにスティックを振り落としてパックを打って強いシュートを放つときに使います。
試合では、基本的にはディフェンスが良く使うシュートの方法です。アタッキングゾーン(攻撃中)のディフェンスラインから打つことがとても多いです。
シュートの中で最も強く速いシュートとなります。
ただし、シュートまでの間が長くタイミングも取りやすいのでレベルの高いゴーリーは簡単に止めてしまうので、放たれたスラップショットをフォワードが少し触れて角度を変えたり、ゴーリーの前に立ってブラインド(目隠し)したりする事でゴールを決めることが多いです。
スナップショット
スナップショットは手首をうまく使って、モーションを早くしたショットです。
モーションを短くする事で、ゴーリーにショットを読みづらくしてゴールを狙います。
試合の中で最も良く使い、一番ゴールを決めることが狙えるものとなります。
バックハンドショット
バックハンドはブレードのバックハンド側を使ったシュートです。
威力は弱いので、距離が遠いと使えませんが、ゴールの近くなどでは非常に良く使います。
シュートの方向もゴーリーが読みづらいので、うまく使えると決定率の高いショットです。
主なシュートの種類はこのくらいではありますが、同じシュートでも、場面やポジションによって、体の使い方などが変わってきます。
まずは、基本のスイープショット(リストショット)をマスターして応用していきましょう。
ポイント
アイスホッケーのシュートを上手に打つポイントは
手首の使い方
氷にスティックを押し付けて、スティックをしならせる
と言われています。
これが難しい。笑
特に氷にスティックを押し付けてしならせる感覚は会得するのが難しいですが、強く速いシュートを放つにはとても重要です。
この3ポイントを意識しながら練習してみましょう。
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